小湊鉄道の、無人駅。一両編成のディーゼル車から降りるのは、自分ひとりだけ。駅から田んぼ道を二十分歩いた先に、その宿はある。
主人と、四十年
主人の高橋さん(74歳)が、四十年前に建てた木造の宿。「最初は、物好きしか来なかった」と笑う。
今も、看板はない。SNSもない。それでも、ぽつぽつと、知る人が訪れる。
里山の食卓
夕食は、近所のお母さんたちが届けてくれる「お裾分けセット」が中心。煮物、漬物、お味噌汁。
里山の暮らしを、ちょっとだけ見せたいんです。 — 主人・高橋さん
食卓には、近所の畑で採れた野菜と、棚田のお米。何もかもが、半径一キロ以内で揃う。
小湊鉄道で帰る
帰りも、小湊鉄道で。一両編成のディーゼル車に揺られ、棚田と竹林を眺めながら、ゆっくり都市部へ戻る。
行きと帰り、両方が旅だった。そう感じさせる宿は、それほど多くない。
INN INFORMATION
- 宿名
- 里山の一軒宿 やまびこ荘
- 所在地
- 千葉県市原市(詳細は予約時にお伝えします)
- 部屋数
- 6部屋(和室)
- 食事
- 朝・夕食付き(里山料理)
- 料金目安
- 一泊二食 10,500円〜(税込)
- アクセス
- 小湊鉄道 上総鶴舞駅から徒歩20分
- 予約
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